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ハンドメイドの魅力。

-育児-  
18.06.18
子育てに追われて、あっという間に1日が終わってしまったと感じる事はありませんか?




出産してからずっと、自分の事は後回し。
ご飯を作っている最中も、泣いたら火を止めて作業中断。
ご飯を食べている最中も、泣いたら箸を置いて食事中断。

オムツを変えて、授乳して、抱っこして、寝かせて…
やっと戻ってきたら、冷たくなったご飯が食卓に…

回したまま干せずにシワシワになる洗濯物…
どんどん積まれていく、洗濯物の山…




いつ掃除機かけたかも思い出せなくて、部屋の隅には埃がフワフワ…

身に覚えのある方もいらっしゃるのではないかと思います。


 
 





子育てはとてもやりがいがあり、楽しい事が沢山あります。
しかしその分、今まで「当たり前」と思ってきた何気ない事が「当たり前」にできなくなってしまい、簡単な「達成感」すら感じる事が出来なくなってしまうんですよね。







子供だけでなく、自分のためにも。

私が本格的に裁縫を始めたのは、初めて妊娠した時に「手作りで何かを作ってあげたいな」と思った事がきっかけです。
それから生地を買い揃え、色々な赤ちゃんの小物を作り始めました。

産後なかなか得られなかった「達成感」
作品が完成する度に、心の中がホッとする様な、そんな感覚になります。

自分が手作りしたスタイや洋服を身につけた我が子は、市販のものを身につけた時とは違って、なんだかキラキラして特別に見えました。




「作る」という作業は、子供の為だけではなくて、自分の為でもある様に思います。

ハンドメイドの良い所は、途中でストップしても大丈夫な事。
家事と育児の合間に少しずつ。
ひと針ひと針、のんびりで良いんです。

 





この柄が一番似合うかな?
まだサイズが大きいかな?
これを着てどこにお出かけしようかな?
色違いでもう一つ作ってみようかな?

そんな事を想像しながら作るのも、多分きっと今の時期だけ。




きっと何年も後に、あの頃の自分は子供に特別な事をしたんだって思える。
子供の為に、自分の為に、世界にひとつだけのかけがえのない作品を作ったんだって思える。


未来の自分の為に。
今の自分の為に。
もちろん一番は、最愛の我が子の為に。


ハンドメイドの魅力って、きっとそんなところにあるんだと思います。






 

 

- おしえてくれたひと -
手形・足形アートアドバイザー
sakiko

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手形・足形アートアドバイザーとして、過去1年半で述べ200名以上のアートを制作。
親子カフェのスタッフとして何百名という親子と関わり、イベントの企画・運営に携わる。
ベビー用品メインのハンドメイド作家としても活動中。

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