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体幹トレーニングってなんだろう。

-ヘルスケア-  
18.06.21

梅雨真っ盛りのこの時期。
どんどん気温も上がり、夏の始まりを感じますね。
そんなこの時期、夏に抜けて体を絞りたい、鍛えたいという方は多いのではないでしょうか。


そこで今回のコラムは、テレビや雑誌でよく見る「体幹トレーニング」について。
今や誰もが知っている“体幹”というワード。
体幹トレーニングといったら、腹筋トレーニングをイメージしてしまうけど・・・
体幹トレーニングについて、元日本代表スカッシュ選手の土屋選手に伺ってみました。






 

体幹≒腹筋と背筋

体幹は、その名の通り、体の幹部分ですので腹筋や背筋というイメージで良いと思います。
ただ、私が考える体幹は、“胴体部分から脚にかけての筋肉”と考えています。
体の幹と考えると脚は外せないですね。大きな筋肉はみんな体幹と考えても良いと思います。
あとは、アウターだけが体幹ではありませので、注意が必要です。




 

アウターだけが体幹ではない?

体幹=腹筋&背筋のイメージでも良いのですが、アウターの筋肉だけが体を支えているわけではなく、インナーの筋肉が体を支える事では重要です。
専門的な言葉は控えますが、深い呼吸によって鍛えられる腹筋もあるわけです。
より深いところにある腹筋や腰椎の安定、内臓の位置を保持などにも関わってくるため、外の筋肉と同様に鍛えていく必要があります。





体幹を鍛えるうえで注意するべきこと

たまに私共のジムに“体幹を鍛えたい”とお越し頂く方がいます。
もちろん、お客様のご要望には全力でお応えさせていただく事が前提ですが、体幹だけを鍛えていてもあまり良くないのです。

まず、なんの為に体幹を鍛える必要があるのか?という動機づけが必要です。
スポーツ選手の場合は、その選手に体幹の強化が必要だとしても、そこだけを鍛えてもスポーツパフォーマンスが向上するとは言い難いですね。
ですので、栄養と一緒で“バランスよく”が大切です。

ジュニアアスリートは特に注意が必要です。
“体幹”というワードが世の中に普及してしまい、小中学生のアスリートが腹筋だけを一生懸命鍛えている子もいるようですが、腹筋は骨盤の動きに影響を及ぼします。

ですので、自己流でトレーニングするのであれば、筋トレもよりも、様々なスポーツを経験する事がおすすめ。
自然の動きの中で体全体を鍛えていきましょう!




次回は、成長期に必要なトレーニング「コーディネーショントレーニング」について。
お楽しみに!
 












- おしえてくれたひと -
株式会社BlueOcean/元スカッシュ日本代表
土屋 雄二

↑ホームページはこちらをクリック!


・全日本スカッシュチャンピオン優勝4連覇
・香港ジュニアスカッシュオープン優勝
・西オーストラリアジュニアスカッシュオープン優勝
・MAMORU Methodトレーナー


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