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洗剤を有効に使ってお風呂のカビ退治!

-季節のお手入れ-  
22.05.20
「強力なカビ取り剤とうたっている商品なのに、全然カビがとれない」なんて経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

実は、その原因として、カビ取り剤の使い方を間違ってしまっていることがあげられます。

 


どのように浴室のカビ取りをしていますか?

浴室用洗剤で掃除した後、一度シャワーで浴室内を水できれいに流し、その後、カビ取り剤を使うという流れが一般的です。
なぜなら、直接カビ取り剤をかけても、汚れや石鹸カスのついたところでは効果がないと言われているからです。

しかし、ここで落とし穴があります。

カビ取り剤を使う場合には、浴室内が乾燥している方が効果的です。
浴室内がたっぷりと濡れているのにカビ取り剤を使っても、カビ取り成分が水分で薄まるために、効果が落ちてしまうのです。
 

ドア枠や窓、壁のパッキン部分に使う「ジェル状」のカビ取り剤も同じく、水分が残っている状態で塗っても、カビ取りの効果が落ちてしまい、「思ったよりカビが取れない」ということになります。

浴室のカビ取りは、「通常のお掃除とは別日に行う」ということがポイントです。


《有効なカビ取り方法》
浴室の頑固なカビ取りを行う際に有効な「湿布法」をご紹介します。
 
カビにカビ取り剤(スプレー)を吹きかける
 
 
キッチンペーパーで覆う
 カビ取り剤がたれて落ちていかないように、スプレーした箇所にキッチンペーパーをかぶせます。
 

さらにカビ取り剤をスプレーする
 
キッチンペーパーの上からカビ取り剤をスプレーします。

しばらく放置する
 
カビ取り剤をしっかりと浸透させるために、この状態をしばらくキープします。
 10分程たったら、カビが取れたか確認します。​​まだでしたら、あと10分待ってみましょう。

シャワーで洗い流す
 
カビが落ちたら、キッチンペーパーをはがし、シャワーでしっかりと洗い流します。
 


《カビ取り剤について》
種類 
カビキラー(ジョンソン)、ルックヌメリ&カビ速攻バスター(ライオン)などがあります。
カビを分解して取り除きます。

注意
※長時間放置したり洗剤が残ったりすると、変色や変質、さび、ゴムの劣化の原因となります。


 
(スタッフ 小川)
 
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