都会的で落ち着きのある空間と
トレンドに左右されない外観デザインで包み込む
「浦安市堀江」は、下町の要素に加え、東京23区に隣接する都市機能のある町。この町に住むご家族は、東京で働き学び遊ぶ感度の高い方々が多く、アーバンとローカルのバランスを潜在的に求めています。そこで、この場所ならではの多様な暮らしのアイデアを、落ち着きのある都会的な空間とデザインで包みました。この家に住み続けることで、人生がより豊かになっていく創意工夫をデザインに込めています。
デザイン監修 ／ フレスコ渋谷デザインオフィス チーフデザイナー
山口 東洋彦Toyohiko Yamaguchi
「住み手と街に愛され続けるデザイン」
理由のある形・色・素材
浦安市堀江は、埋め立てを行い市域拡大する前からある「もともとの町（通称「元町」）」です。その歴史や街並みに配慮し、端正でスクエアな形と素材感を併せ持つデザインとし、街に溶け込む個性を大切にしました。
距離をつくる
敷地の入口から玄関扉までの距離と高低差、正面から扉が見えない設計。このアプローチの距 離が、心理的な安心感を生み出します。さらに、陽射しが降り注ぐ2階リビングとすることで、暮らしの動線をドラマチックに演出。
大開口が呼び込む光・風・空
空間に開放感や心地よさを生み出す「抜け感」。プライベートロジアの壁に大きな開口を設け、プライバシーを守りながら、光と風、内からの視線の抜けをデザイン。同時に端正でスクエアな外観がさらに際立ちます。
「住み続けるほどに人生が豊かになっていく家」
人生、家族構成、季節、気分などによって使い方が変わる多様な暮らしのアイデアがこの家にはあります。住まい手それぞれに居心地の良い場所を見つけてほしい、時の移ろいや四季折々の変化を愉しんでほしいと思います。
「都会的で落ち着きのある空間」
モノトーンのバリエーションをベースに、落ち着きのある色と、手や目に触れて心地よい素材感を大切に、家の内観をデザイン。暮らしの感度を高めてくれる高揚感と、自然と心がほどけていく寛ぎ感を。
家の顔、そして暮らしに
機能を添えるインナーガレージ
天井の高さが特徴的な大型車が駐車できるインナーガレージ。愛車を雨風から守り、洗車はもちろんDIYなどの作業スペースとして様々な使い方が可能です。
ダイナミックな空間で
思い思いの時間を
プライベートロジアの手前に縁側のようなスペースを設け、ダイニング横に2つのカウンターを設置。ソファやダイニング以外の様々な場所に腰かけられ、家族の居場所とLDKでの過ごし方の可能性が広がります。
非日常を取り入れたくなるヌック
アイデアが広がる空間
リビングとプライベートロジアとつながる明るいマルチスペース。植物部屋やペット部屋にしたり、アトリエやヨガなど、アイデアが広がる空間です。
プライベートタイムを愉しむ
家族のための特別な外空間
縁側のようなスペースとヌックの先にあるプライベートロジア。外からの視線が気にならないため、長い時間を気持ちの良い陽光と風に包まれて過ごせます。
家事を快適にする動線
料理の時間も愉しく
天井を意図的に下げたキッチン。LDKにメリハリと奥行きを生み出します。また、浴室・洗面室と隣り合い、水まわりを近づけることで家事効率を高めます
心と身体をリセットする
夫婦のための主寝室
収納に使える天井高1.4mのスキップフロア付きの主寝室。小窓からは南面の陽光が入ります。コンパクトながら1日の疲れを癒してくれる夫婦の主寝室です
