快適お風呂で、睡眠の質をあげよう
-ヘルスケア- -住まい-
21.07.16
湿度の高い日本の夏がやってきました。
近年、夜になっても気温が下がらず、汗をかく寝苦しい夜をお過ごしの方も多いようです。
睡眠は、私たち健康の基本。
睡眠の質を上げて、夏の疲れをためないように過ごしましょう。
今回は、睡眠の質と大きく関係のある入浴について考えてみます。
①寝つきがスムーズである
寝ようとしてから、おおよそ10分くらいの間に自然と眠りについていれば、寝つきはスムーズです。
②途中で何度も目が覚めない
ノンストップで朝まで寝ていたという自覚があっても、人は知らず知らずのうちに何度か覚醒していると言われています。
目覚めてしまっても自然にまた眠りにつく場合は、睡眠の質が悪いとは言えないようです。
③朝起きた時に熟睡感がある
朝起きても午前中に眠気がある場合は、良質な睡眠を取れていないと言えます。
▶︎良質な睡眠は、入浴方法で改善できます
シャワーだけで済ますのではなく、きちんと湯船につかる入浴を
スムーズに寝付き、ぐっすりと眠るためには、「深部体温」をコントロールして、自律神経を整えることが有効です。
「深部体温」とは、私たちの体の内側にある内臓や脳などの温度のこと。
人間は、睡眠中に深部体温を下げて脳疲労を回復させています。
できるだけ、入眠までに深部体温を上げておき、眠りのタイミングで下げていくと、スムーズな睡眠を誘い、ぐっすり眠ることができます。
お風呂は、その深部体温を上げるのに最適。
約40度で15分〜20分ほどゆっくり浸かることで、副交感神経も優位に働き、深部体温もしっかり上がります。
アロマやプカプカ浮かぶ入浴方法もおすすめ
入浴しながらリラックスすることも、副交感神経が優位に働き、睡眠の質を上げるのに効果があります。
お好きなアロマオイルを数滴お湯に垂らしたり、アロマキャンドルの光でバスタイムを楽しんだりするのもいいでしょう。
浮力を使って、プカプカ身体を浮かしてみるのもおすすめ。広い湯船で、お子さまと一緒に楽しんでみましょう。
▶︎それでも汗をかいた時など、シャワーは欠かせない
シャワーをよく使う方におすすめなのは、シャワーの水流を楽しむこと。
水流によりマッサージ効果が得られたり、空気を含んだ大粒の水滴シャワーで心地よいシャワータイムが過ごせるようです(LIXILエコアクアシャワー、TOTOコンフォートウエーブシャワー)。
シャワーヘッドを取り替えることで、シャワータイムを楽しみつつも、25%〜48%(メーカー/商品により異なる)も節水できるそうですので、気になる方は各メーカーのHPをご覧くださいね。なお、ユニットバスのメーカーと同じメーカーでないと取り付けできませんので、ご注意を。
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