お風呂の鏡をピカピカにしよう【実例付き】
-季節のお手入れ-
22.05.20
お風呂の鏡、白くなっていませんか?
そして、汚れが落ちないとあきらめていませんか?
実は、鏡の頑固な汚れは水では落とせません。
ちょっとしたコツがあるのです。
今回は、私もお風呂の鏡掃除をやってみましたので、実際の様子とともにお掃除のコツをお伝えします。
<原因>
まずは、お風呂の鏡が白く汚れる原因を知りましょう。
お風呂の鏡につくウロコ状の水アカの原因は水道水の成分です。
そのため、シャワーの水道水で何度洗い流してもキレイにはなりません。
水道水には、カルシウムやケイ素、マグネシウムといったミネラル成分が含まれています。
鏡についた水滴が蒸発すると、ミネラル成分が残り空気中の酸素や二酸化炭素と結びついて結晶となり、こびりついてしまいます。
それがどんどん蓄積して、ウロコ状の汚れや水アカとなってしまうのです。
実際にウロコ汚れがびっしりの鏡がちょうど我が家にありました😅
かなり見事なウロコ汚れです(笑)
お恥ずかしい💦
鏡のウロコがびっしりついて全体的に白くなってしまっています。
早速この鏡を掃除していきましょう!
<掃除方法>
鏡のウロコ汚れは、水道水が付着してできた水アカです。
水アカの主な成分は、カルシウム塩とケイ素塩です。
カルシウム塩はアルカリ性なので、酸性の洗剤を使うとキレイに落とせます。
鏡のウロコ汚れの掃除に効果的なのはクエン酸です。
●用意するもの
・クエン酸
・スプレーボトル
・キッチンペーパー
・ラップ
1.スプレーボトルに水200mlとクエン酸小さじ1を入れて混ぜてクエン酸水を作ります。
2.クエン酸水を鏡のウロコ汚れにまんべんなく吹きかけます。
3.鏡全体にキッチンペーパーを貼り付けその上からもう一度クエン酸水を吹きかけます。
4.キッチンペーパーの上からラップを貼り付けてパックをして1時間程度放置します。
↑この状態で待つこと1時間。
果たしてあのウロコ汚れは落ちるのでしょうか…
果たしてあのウロコ汚れは落ちるのでしょうか…
1時間経過したら、鏡に張り付けたキッチンペーパーとラップをはがし、はがしたラップを丸めて粉状のクエン酸をつけてクルクル回しながらこすります。
汚れがキレイになったら水で流し、水分を拭き取って完了!
鏡を磨くときは、クエン酸の代わりにクレンザーでこすっても効果があります。
※注意 クエン酸で磨く際には必ずゴム手袋を使用しましょう。
では、1時間経過したので我が家の問題の鏡を見てみましょう。
お~!!
まだ完璧とは言えませんが、かなりウロコ汚れが取れ、全体的に白くなって見えにくかった鏡がだいぶクリアになりました(^▽^)
最後にクレンザーでもこすってみました。
汚れが酷い場合は一度だけではキレイにならないようなので、今後も根気よく磨いてみようと思います。
BEFORE
AFTER
<鏡をキレイな状態に保つためには>
鏡の汚れをキレイに掃除したあとは、ちょっとしたひと手間でキレイをキープできます。
お風呂から出る前にタオルやワイパー、スクイージーを使って鏡についた水滴を落とすと水アカやウロコ汚れが付きにくくなり、鏡の掃除がとても楽になります。
くもり予防にもなります。
また、曇り止め効果のある市販品のスプレーで鏡の表面をコーティングすると、汚れが付きにくくなります。
お風呂に入ったあとは必ず換気扇をつけるなどして通気して乾燥させることも大切です。
日頃から水アカや汚れがつかないように予防することで、頑固なウロコ汚れになることを防げます。
(東京ガスハウスクリーニングホームページ参考)
それでも鏡の汚れが気になる場合は、専門業者に依頼して徹底的にお掃除してもらうのもいいですね。
また、お風呂の鏡は交換することも可能です。
お気軽にご相談ください。
(スタッフ 岡野)