年齢別!読み聞かせにおすすめな絵本
-育児- -学び-
21.10.22
たくさんの絵本がある中で、どれを選べばいいかなと悩むことはありませんか?
絵本選びは、年齢や子どもの興味関心に合わせることが大切です。
今回は、年齢別のおすすめ絵本や、読み聞かせの効果についてお届けします。
■絵本(読み聞かせ)の効果
読み聞かせは、子どもの想像力と感受性を豊かにする効果があります。
絵本の中の世界は、子どもが知らないことでいっぱい。
子どもは、絵本を通して登場人物の気持ちを想像し、喜怒哀楽などの感情、気持ちの変化を感じとれるようになります。
また、想像力が豊かになることで視野が広がり、さまざまな視点から物事を捉えられるようになります。
語彙力が自然と増えていき、言葉の使い方を学ぶことができるのも絵本のメリット。
また、読み聞かせは親子のコミュニケーションの場ともなる、大切な時間です。
■年齢別!絵本のおすすめジャンル
【0~2歳】
赤ちゃんは、絵で見て楽しいものや、音の響きやリズムが面白いものがおすすめです。
隠れているものが目の前に現れる「いないいないばあ」のような遊びが好きなので、この遊びをモチーフにした絵本も読み聞かせに最適♪
2歳になると自分のことが少しずつできてくる年頃です。
生活の中に登場するものや、体験できることが出てくる絵本がおすすめ。
日常で起こることを描いた絵本は、子供が絵本の主人公に自分を重ね、内容に共感しやすくなります。
【3~4歳】
言葉に幅が広がり、物語も内容を理解できる年齢です。
昔話絵本や、簡単な言葉遊びができる絵本もおすすめ。
4歳になると、好みもはっきりしてきます。
頭の中で想像力が働くような絵本を。
想像力や空想力を身につけていく時期に絵本は大活躍します。
【5~6歳】
5歳から6歳にかけては少し長めの物語で、想像力を培います。
耳で聞いた言葉を頼りに想像力を引き立てられ、イメージを膨らませられる童話がおすすめです。
メッセージ性のある物語や、登場人物の気持ちに寄り添える絵本もこの年齢にはおすすめ。
■現役保育士さんセレクト!年齢別おすすめ絵本
【0~2歳】
リズミカルな文章に愉快な展開 「どんどこ ももんちゃん」
作:とよたかずひこ/出版社: 童心社
最後に心がほっこりする遊び絵本 「うしろにいるのだあれ」
作:accototo ふくだとしお+あきこ/出版社:幻冬舎
【3~4歳】
前からも後ろからも読める絵本 「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」
作・絵: 間瀬なおたか/出版:ひさかたチャイルド
最後があっと驚く展開 「11ぴきのねこ」
作:馬場のぼる/出版社:こぐま社
【5~6歳】
みんなで遊べるかくれんぼ絵本 「ミッケ!」
著者:ジーン マルゾーロ/ 翻訳:糸井重里
出版:小学館
もったいないってどういう意味?SDGs絵本 「もったいないばあさん」
作:真珠まりこ/出版社:講談社
読み聞かせにはお子さまの成長につながる効果が得られます。
ただ、親が読んで欲しい本を無理に読ませようとすると、読書が嫌いになってしまう可能性があります。
お子さまが興味関心のある絵本を読み聞かせすることが大切です。
同じ絵本を繰り返し読んでほしいとお願いされたら、何度でも繰り返し読んであげましょう。
お子さんが楽しい!と思えることが重要です。
読書の秋、ぜひお子さんと一緒に絵本を楽しみましょう。