子どもの筋トレっていいのかな。
小さいうちから筋肉をつけすぎると、身長が伸びないとか、そんな噂を耳にします。
子供に筋トレっていいのかな?
そんな疑問を抱えているママ必見!
子供に適したトレーニング、「コーディネーショントレーニング」について、元スカッシュ日本代表の土屋選手にお伺いしました。
Q子供に大人が実施するような筋力トレーニングはよくないのですか?
極端に言うと、よくないですね。
骨の成長過程になる子供は、過度な筋トレは避けるべきです。
ですので、「筋トレの時間」というのをわざわざ設けて実施するのは避け、様々なスポーツを行う事で自然と体を動かせると良いですね。
Q具体的に良いトレーニング方法はありますか?
コーディネーショントレーニングがお勧めです。
コーディネーションとは運動神経を養う為に旧東ドイツの学者が考えた理論のこと。
運動神経は、
リズム能力、バランス能力、変換能力、反応能力、連結能力、定位能力、識別能力
この7つに分類されます。
これらをバランスよく取り入れたトレーニングがお勧めです。
リズム能力:リズム感を養い、人の真似をする能力
バランス能力:崩れた体勢を立て直す能力
変換能力:状況変化に合わせ、素早く切り替える
連結能力:下半身と上半身を連動させるなど、体をスムーズに動かす能力
定位能力:空間を認識する能力(鬼ごっこのような運動)
識別能力:道具を操作する能力
一概に一番良いとされる運動はなく、様々なスポーツを経験させる事が重要ですね。
脚でボールを使う、手でボールを使う、チームプレイ、個人プレイ、ラケット握る、泳ぐ等、とにかく沢山です。
プロスポーツ選手を目指す子供も、一種だけの競技でなく、練習の中で様々、取り入れられると理想ですね。
Q土屋選手が考えるお勧めのコーディネーショントレーニングはありますか?
難しい質問ですね。
先ほど述べたように様々なスポーツをする必要があります。
運動教室などで専門家にお願いする分野と親子の遊びで培う分野を分けて考えると良いと思います。
例えばですが、定位能力や変換能力はチームプレイによって得られる効果が大きいですので、サッカーや野球スクールなどが良いかもしれません。
そのほかの分野は親子の遊びなどで養ってもいいですね。
ですので、スクールと自宅でのトレーニングを分けて考える事をお勧めします!
コラムのまとめ
●子供には大人と同じような筋トレは避けた方がよい
●コーディネーショントレーニングは7つに分類される
●運動教室と自宅での運動をセパレートして考える
- おしえてくれたひと -
株式会社BlueOcean/元スカッシュ日本代表
土屋 雄二
↑ホームページはこちらをクリック!
・全日本スカッシュチャンピオン優勝4連覇
・香港ジュニアスカッシュオープン優勝
・西オーストラリアジュニアスカッシュオープン優勝
・MAMORU Methodトレーナー
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