【暮らしに楽しいひとときを】おうちではじめてのパン作り 道具編
おうちで手作りパンが焼けたらいいのにな。
とは思うけど、難しいイメージがあるパンづくり。
発酵の時間管理や、こねる時の力加減。
そもそもパンを作れるほど広いキッチンではなかったり。
ですが、
こねて
たたいて
発酵させて
形を作って
焼きあげる
この基本形に加えて、ちょっと+α(コツ)をしっかり覚えれば美味しい手作りパンのある暮らしができますよ。
パンの焼きあがる香りが部屋中に広がると、そこには笑顔がいっぱい。
どのくらい水分をいれればいいのかな?
どのくらい生地をこねればいいのかな?
どのくらい生地を発酵させればいいのな?
形つくり(成形)はどうやればいいのかな?
こんがり焼き色(焼き上げる時間)はつくのかな?
それぞれのちょっとしたポイントを覚えれば美味しい手作りパンが食卓に。
今回は、笑顔いっぱいの暮らしを叶えるパンづくりの基礎 道具編 をお届けします。
パン作りに必要は道具は何?
<ご用意いただきたいもの>
○デジタルスケール
1g計単位で2kgまで計量出来ると便利です。(2~3000円くらい)
計量カップやスプーンですと目分量(感覚)になります。
イーストや塩はわずか1gの違いで発酵や味が大きく変わりますので、正確な計量がとても大切です。
○温度計
料理用のデジタル温度計(2000円くらい)または棒状温度計(園芸用なら800円くらい)がおすすめ。
部屋の気温、仕込み水の温度、こねあがった生地の温度を計測してみましょう。
冬の寒い部屋で水道水を使った場合と、真夏の暑い部屋で水道水を使った場合。水分量は同じでも生地の出来上がりは全く違う物になります。
季節により温度を変えて水分量を調節しながらパンに適した硬さの生地を作ります。
○ボール (24cmくらい)
生地をこねてまとめて発酵させるために使います。ご家庭で普段使っているものでOK。
○カート(スケッパー)
生地を傷めることなくまとめたり分割するのに使用します。(包丁でも代用できますよ。)
樹脂製とステンレス製がありますがはじめは樹脂製がおすすめ。
○作業台(テーブルでも可能)
生地を形作ったり休ませたり作業をするのに少し重さのあるものが便利です。もちろんテーブルで行っても大丈夫。
・・・とはいっても、これだけ全部揃えるのはやっぱり大変。
初めてのかたは、まずデジタルスケール・温度計・ボールを用意して、まずは気軽にスタートしましょう。
次回は、材料編。お楽しみに!
- おしえてくれたひと -
鎌ヶ谷のフルーツ酵母パン・ベーグル
チーサ
パンの製造販売(予約)やカフェ・レストランへ卸業務、イベント・マルシェに出店やパン教室・親子パン教室を開催。
手作りの天然フルーツ酵母で作るもっちりとした酵母パンが特徴。