とは言っても、夕方まで仕事をしている奥様ならばわかると思いますが、働く主婦は夕方から夜にかけてはバタバタです。
我が家は子どもも大学生になり、子育てが一段落し、家族が帰ってくるまで少し時間がありますので自分のペースで家事ができますが、保育園にお子さんを預けているお母さんなら、この時間は戦闘状態でしょう。
私も経験がありますが、夕ご飯の時間がずれ込むと、眠がる子どもとの戦いが待っています。
それをなんとか避けられないか、スムーズにコトを運ぶために色々試したものです。
参考になるかわかりませんが、夕方からの時間をスムーズに過ごす一例を書いてみますね。
まずは、朝のうちに1品おかずを作っておきます。作り置きがあればそれでもよし。
具沢山味噌汁でもいいですね。
※image
さらに、帰って来てからさっと主菜が作れるように、朝のうちにお肉をタレに漬け込んだりしておきましょう。
※image
その間に、子どもたちをお風呂に入れてしまいます。
自分の時は、私自身も子どもたちと一緒に入ってしまいました。
ご飯とお風呂が反対かもしれませんが、子供が小さいうちは、お腹がいっぱいになると眠くなってしまい、機嫌の悪い子どもをお風呂に入れるほどストレスなことはなかったので、当時は「帰ったらお風呂だよ」と言い聞かせるように、外から帰って来たものでした。
汚れ物が出たところで、洗濯もその場で仕掛けてしまいます。
ペースが合わない人を待っていると、余分な時間やストレスがかかるので、帰宅時間の遅い主人は別に考えて行動していました。
洗濯物もご飯も眠るのも待っていない。
当時は、これでだいぶ行動が楽になっていました。
お風呂から上がったらすぐにご飯。
子供に食べさせ、自分も軽く食べ、片付ける。
片付けている間に、子どもには勉強をさせたり、テレビを見たり、ゲームをしたり。
やることを全て終えたら、寝るまでの1時間は何をしても良いことにしていました。
洗濯物を干し終えたら、読み聞かせ絵本の時間。
自分も寝落ちしてしまうことも良くありましたが、その時間が心地よかったのを覚えています。
平日は完全に「ワンオペ育児」という方も多いと思います。
私の場合は、社宅住まいでしたので家事効率を家に求めることもできず、なんとか効率よくなるように工夫してやり過ごしていたものです。
しかし、「家事動線」ということを考えると、家事効率は必ず良くなります。
また、収納計画をして、どこに何があるのかを家族全員が把握することでも家事負担は軽減します。
家づくりを検討している人には、様々な工夫を家に盛り込んで、自分のライフスタイルを豊かにしていただきたいものです。
そのためには、時間のゆとりを生む工夫が一番効果的です。
家事効率を上げたり、家族を巻き込んで自分のことを自分でさせたりして、毎日が過ごしやすい家づくりをしましょう。
今回は、家づくりを考えている方に、奥様の負担を減らす、「家事効率をあげる間取り」をテーマに、一部ですがご紹介します。
■動線
動線とは、リビングやキッチン、トイレなど行き来する際の動きを線であわらしたものです。
普段何気なく家の中を歩いていると思いますが、よくよく考えると無駄な動線はないでしょうか。
キッチンと洗面所を行ったり来たり、お家の中で移動している時間は少なくないはずです。
良い動線とは、線がシンプルであること。
複雑な動線は、移動時間が無駄に多くかかります。
家事動線をまとめることで移動時間の短縮を図りましょう。
具体的な間取りをご紹介します
●回遊動線を組み込む
回遊動線、いわゆる自由度の高い動線です。
行き止まりがないので、行ったり来たりの時間が短縮できます。
また、キッチンを中心にまわれる動線計画だと、家族で一緒に料理をつくりやすくなります。
お子様の食育はもちろん、旦那様に料理を手伝ってもらうこともできますね
イメージ
参考)エクステージおゆみ野1号棟
参考)エクステージおゆみ野1号棟
当社のモデルハウスの例ですが、図のようなキッチン周りだと、動線がシンプルになります。
2方向から食卓へ行けるため、家族が手伝いやすくなりますね。
こちらが、キッチン側から見た写真です。
キッチンのタイプをオープンにすれば、食卓側からもお手伝いが可能となります。
食事の配膳や片付けがみんなでできるので、負担が減ること間違いなしです。
キッチンスペースに余裕のある場合は参考にしてはいかがでしょう。
●家事動線をまとめる
家事動線をまとめる際、水平動線がおすすめです。
家事を行う際、スキマ時間をいかに利用することと、いくつかの家事を同時並行で難なくこなせることが重要です。
お野菜をゆでている間に、洗濯機をセットして・・・という具合に。
下の場合は、キッチンと洗面所を隣接させ、水平動線を意識した間取りです。
キッチンに、カウンタースペースを隣接させているのもポイントです。
(写真右奥にカウンターがあります)
参考)コンフォートエリア東深井18号棟
実際、夕飯の支度をしながら子供の宿題を見ているお母さんは多いものです。
食卓テーブルでさせている方も多いと思いますが、キッチン脇のスペースで宿題をさせると、ちょっとしたときに見てあげられるので便利です。
テレビなどとも隔離してますし
またまた自分の話で恐縮なのですが、子どもがまだ3歳くらいの時に、いかに自分の時間を作るかが大変でした。
お昼寝の時間をどうやったら長くとるか(外遊びを十分にさせて疲れさせるとか)
早く寝かせるために、夕方からのバタバタを効率よくこなすとか。
色々工夫したものですが、最終的に行き着いたのは、早起きをすることでした。
家族より1時間くらい早起きをして、洗濯をしながらコーヒータイムをとったり、ブログを書いたりしていました。
朝ごはんやお弁当作りもありましたが、コンロの火加減も見ながらくつろげる場所って、とても便利だと思います。
今は、タブレットで動画を見たり、読書もできたりするので、ちょっとした空間があれば十分です。
そしていちいち片付けなくていい場所。
そんなミニコーナーがあると便利です。
ぜひスキマ時間を自分時間に。
■家族を巻き込む
家事は奥様だけがするなんて、もう古い考えです。
家族を巻き込んで、奥様の負担を減らしましょう。
しかし、そうはいっても、なかなか厳しい現実も・・・。
そこで、家族が自然と家事を手伝ってくれるような計画をしましょう。
ここでポイントなのが、「とりかかりやすさ」です。
●片付けやすい「適材適所の収納」
家事の中でも負担が大きい掃除。
部屋中に物が散乱して、掃除機かけるのも億劫・・・なんてことも多いかと思います。
なぜ物が散乱してしまうのか。
それは、近くに収納がないからです。
使う物の居場所を、使用範囲内で計画することで、片付けが一段と楽になります。
また、どの収納に何をしまうか明確化していると、物を探す手間も省けます。
片付けがズムーズになると、家族全員が片付けるようになり、自然とお家がキレイに保たれます。
イメージ
動線近くの収納については、以前の記事「共働き家族の家づくり!家事・育児の効率を上げる間取りの工夫〜後編〜」を参考にしてくださいね。
また、動線についての具体的な参考例は、「共働き家族の家づくり!家事・育児の効率を上げる間取りの工夫〜前編〜」にも記載されています。
どうぞご参考に
また、動線についての具体的な参考例は、「共働き家族の家づくり!家事・育児の効率を上げる間取りの工夫〜前編〜」にも記載されています。
どうぞご参考に
実際に見てみたいというアクティブな方は、今なら現地で実際にご覧いただくことができます
■回遊動線を組み込んだキッチンのあるモデルハウス
(当社グループ会社の分譲地:千葉市緑区おゆみ野にあります)
■水平動線を組み込んだキッチンと併設カウンターのあるモデルハウス
(コンフォートエリア東深井:千葉県流山市にあります)
(コンフォートエリア東深井:千葉県流山市にあります)