前回のブログで、千葉駅のペリエに行った話を少し書きましたが、実はモデルハウスの家具など“しつらえ品”をペリエに探しに行きました。
モデルハウスといっても、弊社の場合はお客様が実際に建てられるような現実的で等身大の住宅。
住宅の中をご覧いただいて、ご自身が建てられる際に参考になるようなエッセンスを取り入れています。
ですので、しつらえの家具も同じように、すごく高価な家具でもなく、また入手が難しいハンドメイドというわけでもなく。
お客様が「いいなぁ」と思ったら、すぐ参考にできるようなブランドの家具をあえて採用しています。
今回は、ペリエに入った「アーバンリサーチドアーズ」の家具にしました。
北米オークの無垢材を使用し、マットな質感を出した落ち着いた家具。
モデルハウスはオークの床なので、お部屋の雰囲気に合わせ、ナチュラルで居心地がよく、長く住んでも飽きのこない落ち着いたインテリアを実現しようと考えています。
さて。
モデルハウスには、ラビータ誉田東のコンセプトが「共働き世帯の方へ」ということから、ゆっくり家族で過ごす時間が短いご夫婦のために様々な工夫がたくさん
特に、「働くママの家事負担を軽減する」作戦
私も働くママの一人ですが、ともかく母はすることが多い。
育児に家事、時に仕事も持ち帰ったり。
ママの家事負担を軽減するにはどうしたらいいんだろう?
暮らしの中で、ママを楽にしてあげられることは何だろうか。
間取りでサポートできないだろうか・・・
そんな想いで設計されたラビータ誉田東のモデルハウス。
今回は、モデルハウスの間取りを見ながら、「家事を楽にする間取りの工夫」と題してお伝えしようと思います。
働くママさんだけでなく、子どもの自立を促したいと思っているママさんも必見です
「働くママの家事負担を軽減する」作戦 その1
自分のことは自分で。
「ママ、あれどこ〜?」
「ママ、これやって〜」
何がどこにあるのかわからないおうちは、ママが大変です。
自分でできるのに「やって〜」というのも然り。
なるべく家族には自分のことは自分でしてもらいましょう。
例えばこんな工夫。
↓↓↓
玄関から洗面室への動線の中に、ファミリークローゼットがある間取り。
なぜ、ファミリークローゼットを1階に設けるとママの負担が減るのか。
少し考えてみましょう。
まず、この「ファミリークローゼット」には、「クローゼット」という名の通り、家族の日常的な衣類を収納しておくと、とても便利です。
①家族のただいま動線
お子さんやご主人の「ただいま」動線をみてみましょう↑↑↑
帰宅したら、上着をまずは玄関のクローゼットへしまいます。
(花粉の時期は、玄関で花粉を落としてからしまうと、お部屋への花粉の持ち込みがなくていいですね。)
そのまま手洗い&うがいにをしに洗面室へGO
その前後に、ファミリークローゼットで室内着に着替えてしまいましょう。
脱いだものはそのまま脱衣かごへ。
また明日も着るような衣類も「一時置き」かごをセッティングしておけば、「リビングに脱ぎっぱなし」なんてことはなくなります。
上の図は、ファミリークローゼットを横からみた図です。
↑
こんなラックを一人にひとつ用意して、下着や靴下、室内着など日常的に着る衣服を収納しておくと、ここで着替えが完了します。
幼稚園や保育園に通うお子さんがいるなら、登園グッズも置いておくといいですね。
図の様に、ラックの上に「一時置きかご」を置いておけば、脱ぎっぱなしを防げます。
ともかく、帰ってきてからの着替えはスムーズにきれいに。
ママの手をわずらわせることのない様にしたいですね。
また、このプランでは、洗面室に収納が確保できなかったので、タオル類などのリネンもここに収納できます。
お風呂に入るときは、ここから「タオル」「パジャマ」「下着」を準備
わざわざ2階まで取りに行く必要はありません。
②家族の「おはよう動線」
↑
これは、朝の「おはよう動線」。
「ただいま動線」同様、ファミリークローゼットに着替えを置いておけば、朝もスムーズ。
ママと動線がぶつかることもなく、ママは家事をしながら支度を見守るだけです。
小さなお子さまが着替えに手間取っていても、「もうちょっとだからかんばろうね。」と様子を見ながら声がけをすることも可能。
手助けをしてしまうと自立が遅れますが、「ちゃんと見てるよ!」と、毎朝エールを送ってあげることで、子どもの自立を促すことができます。
(決してイライラしないで)
ポイントは、何がどこにあるか、家族にわかる様にしておくこと。
ファミリークローゼットの収納をロジカルにしておくことで、みんなが自分でできる様になり、結果的にママの負担を軽くすることに繋がります。
「働くママの家事負担を軽減する」作戦 その2
家事シェア。
「家事シェア」というのは、色々なことを「シェアする」ことの多い現代の風潮を取り入れ、「できる人ができる家事をする」ことを意味して名付けました。
炊事・洗濯・掃除に始まって、育児ももはや「共働き世帯」では、ママだけでなく、できる人・やれる人がした方がいい。
それが共働きを精神的にも無理なく続けるポイントです。
しかし、そのためには家事ができなかった人にできる様になってもらわなくてはいけません。
できることからコツコツと。
どこかで聞いたことのあるフレーズですが、小さなことから家事をシェアしましょう。
例えば。
これは、朝のママの立ち位置ですが、まずは朝食やお弁当の支度をしながらお洗濯を楽にできる様、水回りをキッチン後ろに持ってきています。
そして、洗濯の家事動線ですが、一番大変なのは、洗濯した後、「干す」までの動線。
2階のバルコニーへ、水の含んだ重い洗濯物を運ぶのは、結構重労働
そこで、ファミリークローゼット内に「下着」や「靴下」「部屋着」などを干して、除湿器をかけてみてはいかがでしょう。
クローゼット内には、それらを収納する場所も設けてありますから、「干す」→「たたむ」→「しまう」がその部屋で完了します
こういう楽な家事なら、ご主人や大きくなったお子さんにも負担なくやってもらえます
いかがでしたでしょうか。
モデルハウスの「ファミリークローゼット」に焦点を当てて、それを作ることで家事負担の軽減と、家族の自立を促すことが生まれる工夫をお伝えしました。
ちなみに、このモデルハウスには、「家事シェア」以外にも、
「ホームレジャー」
「リビ充」
というコンセプトに基づいた工夫が施されています
共働きだからこそ、限られた家族の時間を有効に使いたい。
そういう想いを持ったご家族は多いのではないでしょうか。
残りふたつのコンセプトに関しては、また次回お話しすることにしますが、待ちきれない方は、直接コンセプトブックをご覧くださいね。
また、ご来場いただいて、直接ご覧いただくのが一番よいと思います。
広さや設置するものなども体感するのが一番
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今回のブログは「家族の自立を促す家づくり」という観点で描いてみました。
共働きの奥様に向けたご提案、
その1 お洗濯編
その2 水回りを2階にすると?
こちらの記事もお読みいただけると嬉しいです
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