いよいよ5月の大型連休に入りましたね!
昨日、ちはら台の分譲地へ撮影に出かけましたが、隣接する水の江公園は、たくさんの子ども達で賑わっていました。
遊歩道は八重桜も満開♪
ご家族でどうぞ連休を満喫してください。
この連休をどう過ごすかアンケートをとったところ、意外にも「どこかへ旅行へ行く」という意見よりも、「近場で過ごしたい」「家でDVDを観たり、ゆっくりと過ごしたい」という人が多かったとか。
女性の中には「普段片付けが行き届かないので、大掃除をする」との意見もあったそうです。
素晴らしい
年末の大掃除から4ヶ月。
気候も良くなり、キッチン周りをお掃除したり、冬物のニットやブーツ、ストールなどのお手入れと片付けにもいい時期ですもんね。
見習って、我が家も冬物はしまいますか。すっきりを目指して頑張って。
今回は、そんな「家の中をすっきりとしたい」と思いながら「新しいお家」を考えている方にはぴったりのコラムです。
間取りを考えれば、自然と片付けるようになる。
これはあながち間違いではないと思います。
収納は、設ければいいというものでもありません。
使いにくいと使わなくなり、使ったものがしまわれる事なく、室内に放置されていくという負のスパイラルに陥ります。
また、動線はご家庭によって、また個人個人によって生活パターンが違うので、他の人の『絶対に便利』が自分にとっては便利ではないこともしばしばあります。
今回は、これまで当社で建てられたお客様の事例で、設計士とこだわりの間取りで建てられたご家族がいらしたので、3つほどご紹介します。
■SICからキッチンへダイレクトアクセス!
私個人としては、この間取りをおすすめしたい
まとめ買いをする方にはぴったりの間取りだと思います。
玄関にSIC(シューズインクローゼット)が付いていますが、SICからキッチンへ行ける間取りです
玄関横に設置したSICをウォークスルーにし、その先にキッチンを。
ドアを開ければキッチンへ行けるので、屋内勝手口の役割を果たしておけます。
(すみません。図面の中にドア、描き忘れました)
実は、買い物帰りだけでなく、ゴミ出しにも便利。
次の朝出すゴミを夜まとめて玄関に一晩置いておくご家庭って結構多いのですが、急な来客があるかもと思うと、玄関に置くのってちょっと躊躇してしまいますよね。
そんな時、この間取りだとSICに置いておくことで、朝出かけるときに、SICからゴミを取り出して持って出ることができます。
近年、勝手口からゴミ出しに出ている間に強盗に入られるケースが増えています。
そのためか、勝手口の設置が減っているのですが、こういった形なら、スマートにゴミ出しもできるし、防犯的にもいいですよね。
この間取りで気を付けるポイントは、絶対にキッチンの入り口に扉をつけることだそうです。
簡易的にロールスクリーンなどで仕切ると冬場寒いです。
またキッチンで発生する料理のにおいがSICへ充満してしまいますので、ここはきっちり区画するのがおすすめです。
■脱衣室からWICへダイレクトアクセス
こちらは最近、設計さん的にお勧め動線の間取りだそうです。
洗面脱衣室に着替えを置くために収納やタンスを置いているご家庭も多いですが、洗面室が広く取れない場合は、思い切ってWICを隣に配置してしまいます。
このプランは、ファミリークロークを隣接したので、家族全員の着替えが収納できます。
そうすると洗濯物をしまう時に各部屋に持っていかずに一気に片付くのも魅力です。
また、湿気の多い洗面室に衣類を置かずにすみますし、着替えを持たなくてもお風呂から出たら隣へ移動すればいいので楽ちんです
朝、洗面室で顔を洗ったらWICへ移動して着替えを済ますといった一連の流れが横移動でできちゃいます。
お子さまが幼稚園・保育園・小学校など小さなうちは、特に出かける支度が近いところでできるので特に便利ですね。
もし、1Fにスペースが取れないなら2F浴室+洗面+WIC+寝室の並びもお勧めです。
■和室からWICからLDKへ
「和室には押入をつける」という概念を捨てましょう。
スペースが取れるならWICがお勧めです。
このプランは、キッチンから和室が見渡せて、お子様が遊んでいても昼寝していても目が届くので安心です。
特に3帖のファミリークロークは大容量の収納が可能です。
赤ちゃんのいるご家庭でしたら、ベビータンスやおむつ替えセットをファミリークローゼットに置けば、必要になったらすぐに取りにいける上、急な来客時も散らかったものを一時的にしまっておけるので、お母さんにも強い味方になりますね。
また、ベッドが主流の昨今、忘れがちなのが季節外の布団の収納場所です。
それぞれのお部屋のクローゼットは、個人の洋服でいっぱいなので、こんなときに家族共有の収納が活躍します。
これだけの広さのクローゼットでしたら季節外の布団+客用布団も余裕でおけますね。
いかがでしたでしょうか。
収納は、量(大きさ)も大切ですが、「自分らしく」設置場所にもこだわると、より使いやすくなります。
ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。