3月に入り、子どもの進路が決まったと友人より桜の咲く便りが聞かれるようになりました。
先週から高校の卒業式が、今週からは中学校、小学校の卒業式が順次とり行われていくことと思います。
みなさま、おめでとうございます♪
さて、卒業して春休みを終えると、いよいよ新学期。
4月から新しく幼稚園や学校生活が始まるお子さんもいらっしゃることでしょうね。
学校生活が始まるといえば・・・幼稚園や高校では、お弁当を持っていき始めることも。
お弁当作りが始まるママにとっては、ちょっと負担がかかる憂鬱な?季節を迎えるのかもしれません。
我が家は、この春大学院生になる娘が幼稚園の時にお弁当作りが始まり、早19年が経ちました。
今も自分と大学生の息子のお弁当作りにほぼ毎日励んでいます。
フルタイムで働きながら家族のお弁当作りを続ける方法、それはなんだと思いますか?
それを今回のブログのテーマにしようと思います♪
家事の中でも炊事は大きなウェイトを占めます。
子育て真っ最中のお母さんにも働いている主婦の方にも何かしら参考になれば幸いです。
もともとそんなに料理が得意でなかった私ですが、昔から「よし、作ろう!」とがんばれる時と、「面倒だなぁ」と思う時と、本当に気持ちに浮き沈みがありました。
誰しもいつもアグレッシブに行動できるわけではないですよね。
面倒な時は、“お弁当やお惣菜を買ってやり過ごす“という選択肢もあるのですが、いつもそれをすると、次の日にたくさん作らなくちゃならなくて辛い。
そこで、私は若かりし頃、「がんばれる」時に、「頑張れそうもない」時のための分もまとめて料理をすることを思いつきました。
最近でも話題になっている「作り置き」。
これです。これ。
この「作り置き」というのは、実は「家事貯金」のひとつ。
お金を貯めるのが「貯金」なら、やれる時に先取りで家事をしておくのが「家事貯金」。
これをしておくと、次の日は楽になり、その次の日もちょっとだけサボれる笑
お料理に関していえば、「がんばれる」時に日持ちのするお惣菜をたくさん作り置きしておくことで、いつもいつもがんばらなくていいことになるのです。
世の中に「10分でできるお弁当」とか「簡単お弁当」なーんて料理本が出ていたりしますが、実際のところ、そんなに簡単にはお弁当なんて作れません。
お弁当作りをあなどるなかれ。
「やらねばならぬ時」は必ず来るのです。
だからこそ、気持ちと行動が連動すればストレスも軽減します。
そんな「家事貯金」のひとつ、「作り置き」をご紹介します。
フルタイムで働くと、出勤日は夜7時過ぎから食事を作ることになり、その状態で一から作るのはとても負担です。
休日は週に2日。
だから、休前日の夜か食材を買いに行く当日の朝、冷蔵庫を見て「どんな食材を買い足せば良いか」と「何を作るか」を考えてメモしてます。
恥ずかしながら、これは私の献立表。
ウィークリータイプのスケジュールノートですが、この右側のページに「何を作るか」を主菜、副菜、汁物など思いつくままに書いています。
買い物メモは、スマホのリマインダーに。
働く主婦はそんなに買い物に行けません。
なので、そのリマインダーを見ながら週に一度まとめ買いをします。
ちなみに買い物から帰ってきて、メニューを追加することもあります。
私の場合、
「今日は何にしよう」
と、メニュー決めにいつも悩んでしまうので、”どうせ悩むなら1日でいい”と、この方法でそのストレスをできる限りなくしています。
で、買い物から帰ってきたら
お肉やお魚をパックから出して、一部下味をつけ、ファスナー付きビニール袋に入れ、冷凍します。
特に、唐揚げや味噌漬け、塩麹漬けなどはこの一手間をかけておくと本当に楽です♪
やる気があるときは、この後90分くらいかけて一気に料理します。
でも、凝った料理ではなく、すぐにできるお惣菜をできるだけ多く作ります。
例えば、「かぼちゃのオリーブオイル焼き」。
ビニール袋に一口大のかぼちゃを入れ、強めに塩こしょうしてオリーブオイルをまぶし、オーブンで焼くだけ。
彩りもいいので、お弁当に入れたり、メインの付け合わせにしたりと、便利なおかずです。
このように、1、2品の食材で作れるお惣菜を作っていきます。
とある日は、こんな感じでした。
右下のは、「生野菜セット」。
レタスや人参、玉ねぎ(サラダオニオン)、きゅうりなどをカットし、水気を十分に切って、ペーパータオルを敷いた保存容器に入れて作ります。
水気を切っておくと長持ちします。
我が家では、この生野菜セットは必ず冷蔵庫に入っています。
そうすれば、必ず1品は確保できますので笑
その他、もやしのナムル、里芋のそぼろあん、二色なます、春雨サラダ、きゅうりとかぶの酢の物、ほうれん草の茹でたもの、鶏肉とネギの甘辛煮をこの日は作りました。
この時はたまたまなかったのですが、きんぴらを作るようにしておくと便利です。
ごぼうだけでなく、かぼちゃやさつまいも、人参や大根など根菜なら単品で作れるので、メニューに入れておくと良いです。
だいたい8〜9品ほど一気に副菜中心に作っています。
これで、当日夕食にメインになるおかずを作ったり、スープなどの汁物を作れば定食ができあがります。
お弁当も、夕食のメイン料理とこれら副菜を詰めれば、15分くらいでできあがり!
この作り置きで3日くらいは楽になります。
週の半ばで、朝やる気が起きた時は、この作り置きを出勤前にすることもあります。
例えば、大量のコンソメ味の具沢山スープをつくるとか。
このスープを使いまわしして、次の日はトマト味にしたり、カレー味にしたりと変化をつけて楽しみます。
「先取り家事」という家事貯金は、次の日の安心を生み出します。
冷凍保存などもうまく利用して頑張ってみましょう♪