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玄関はお家の顔!素敵な玄関を作るには

 

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明けましておめでとうございます。
皆さま、どんなお正月を迎えられましたか?

普段単身赴任の我が家は、久しぶりに家族全員が揃い、笑い声で満ちた”あったかいお正月”でした。
 

おせち料理には様々な意味合いがありますが、一生懸命作っても家族が食べるものは決まっていて、いつまでも残されるのは作り手としてイヤなので、我が家では本当に食べたいものしか作りません。
伊達巻きやきんとん数の子に黒豆などは、手作りすると抜群においしい!

特に伊達巻きは、はんぺんと卵さえあれば、ミキサーでガーッcheekyと回してオーブンで焼くだけなのでとっても簡単。
巻き簀で巻いて、できたてを食べると本当にほっこりします。

昨年は暮れまで忙しく、全ての準備ができそうになかったので、それ以外に市販のおせちを予約しておりました。
でも、なんでしょうか・・・
珍しい食材やメニューだったりしても、やっぱりお母さんの手作りにはかないませんね(自分で言うか)
家族にはイマイチの反応でした。
来年はちゃんと作ろう。
どんなに忙しくても、食べる人のことを考えて丁寧にすること。
家事の基本をお正月から思い出した私でした。

作り手というのは、その先の受け手のことを考えて作らなければ、全くの独りよがりになってしまいます。
仕事も家庭も同じ。
今年もお客様第一の理念の通り、その先に見える皆さんを思い描きながら仕事をしていきたいと思った次第です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします


さて。
食べ物ネタから入ってしまいましたが、今年のブログ第一弾は、家の基本(?)「玄関」の作り方をお伝えします。

様々なお客様のお宅に撮影に入ることが多いのですが、やはり玄関ドアを開けて一歩お家の中に入った瞬間に、その家の雰囲気というのが玄関から伝わってきます。
玄関からの広がりや、明るさ。
住まう人も、きっと夜帰ってきて
「あぁ、帰ってきたなぁ」と、ホッとする瞬間は、まず玄関ではないでしょうか。

玄関は、リビングやダイニングなど他のお部屋を広くしたいがために、玄関自体の面積を小さくしたいと言われる方も多い場所です。
しかし、家族やお客様をお迎えする場として、素敵に作りたいのは誰しも同じかと思います。

設計さんに、「素敵玄関の作り方」としてのポイントを3つほど聞いてみましたので、参考にしてくださいね。


■ポイント1 視線の抜け

玄関入って視線が抜ける計画にすると、開放的な空間演出が可能です。

特に、玄関入ってすぐ外の景色が見えると、より開放感を感じます。
ただ、玄関と窓を一直線に計画する際、道路等パブリックな場所から玄関の中が見えないように計画することが重要です。
 
こちらの間取りは、入って真正面に窓があり、外の景色が見える設計です。
玄関とウッドデッキがひと続きになり、一直線の視線を意識しています。
 
 
イメージ写真
 

当社の分譲地 で、この玄関から真正面に広がりの空間を設計した実例をご覧いただけます
ご参考までに

また、下の例は、玄関上に吹き抜けを設け縦の抜けを演出した設計です。
吹き抜けに窓を取り入れると、外部の光が玄関に降り注ぎ、より開放的な空間になりますね。
   
         1F             2F

また、玄関上が吹き抜けのプランで、他にも利点があります。
ここでポイントなのが、天井高さ。

天井高さの高い玄関を計画することで、天井高さを抑えなくとも、LDKやお部屋の天井高さが抑えれた演出になり、落着きのある空間演出ができます。
イメージ写真
 


■ポイント2 窓の位置

玄関に窓を計画すると、外の光・外への視線の抜けが確保でき、開放的な玄関計画が可能です。
ただ、玄関に窓を用いると、道路や隣地から玄関の中が見えてしまう・・・なんてことも。
その際は、窓の位置がポイント

ハイサイド窓や地窓を用いて、人の目線から窓をずらせば、プライバシーと開放的な空間の両立が可能です。
イメージ写真
 


■ポイント3 視線の的を設定

窓も視線の抜けも計画しづらい場合、視線の的を設定することがポイントになります。

たとえば、玄関入って真正面にエコカラットやアクセントクロス等、魅せる場を作りましょう。
建築化照明等と組み合わせて計画すると、より視線をひきつけることができるので、「素敵玄関」が実現します

 

いかがでしょうか?
ポイントは3つ、視線の抜け」「窓の位置」「視線の的です

これから間取りをご相談される方は、検討してみてくださいね。


               
 
 
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