春はおいしいものが色々。
昨日、フキを茹でました。
フキは板ずり(まな板の上で塩を振ってゴロゴロ転がす)してからそのまま茹でて、筋を取ると食べられます。
半分はタコと旨煮に、残ったものは水に浸して保存しました。
たけのこご飯と一緒に。
スナップエンドウも甘くて美味しいですよね♪
本当に春は体に優しい美味しいものがたくさんあって嬉しくなります。
さて。
今回は、設計さんから収納の実例が届きました
実例はとても参考になることが多いと思います。
当社では、分譲地で建築される方も、土地探しからお手伝いさせていただいた方も、自由設計で建てられます。
ですから、収納ひとつとっても、こだわりのスタイルで設置することができます。
メーカーさんが提供されているオールマイティなつくりの収納もいいのですが、使う場所に特化した収納は生活を豊かにしてくれます。
そこで、今回は注文住宅ならではのオンリーワン収納の事例をご紹介します。
■卓上ウォーターサーバーが置けるお茶コーナーキッチン編
このスペースは卓上ウォーターサーバーとエスプレッソマシンが横並び出来る寸法となっています。
壁3面はホーローパネルが貼ってあるのでお手入れも簡単。
(エスプレッソマシンってコォーッォォォォって出ている時、意外に飛び散っているのですよね。)
施工中の画像なので扉がついていませんが、完成時は吊戸と棚下には観音扉が付きました。
サーバーが乗る台のすぐ下はオープンにして浅型カゴにコーヒーカプセルやティーバッグ、マドラーを入れる予定です。
キッチンやダイニング周りにスペースの余裕があるならぜひチャレンジしていただきたい便利コーナーです。
2011年の東日本大震災以来、非常時への対応が注目されています。
そのひとつにウォーターサーバーがあると思いますが、卓上のものがあれば場所を取らず、さらに他の家電と一緒に収納できるなんて、便利ですね。
壁のホーローパネル、これがとても優れもの!
さっと拭けばキレイになりますから、お掃除が苦手な私のようなズボラさんにはぴったりの素材だと思います。
■盛りだくさんSIC編
おなじみSIC(シューズインクローク)ですが靴だけではなく、しまいたい物を使い勝手にあわせて作られたそうです。
まず、靴を履くときに腰かけたいのでコンパクトベンチを作りました。
カウンター材をアールで作成しました。
こちらは7人大家族。
大家族ゆえの悩みは傘が多いことだそうです。
一人1本とは限りませんよね。
予備の傘や折畳みが人数分となるとかなりの量です。
濡れたレインコートも部屋には持ち込みたくないですよね。
見えるところに出しておくと乱雑な玄関になってしまいます。
そこで、きれいにSICにしまう為にハンガーパイプを駆使しました。
上のパイプはレインコート掛けです。
S字フックを使えばカバンもつりさげできちゃいます。
下のパイプは傘かけ。
前後2本にしたのは、レギュラー傘を手前へ、予備傘を奥へかけておくためです。
取付高さも、今お持ちの傘の中で一番大きい傘がかけられる高さに設定しました。
このお宅は(外の)ポーチにも傘掛けを設置しました。
ずぶ濡れの傘や来客のかさかけに大活躍だそうです。
ちなみに、こちらは外部用手すりを傘かけに利用しています。
■使うところにしまう脱衣室編
洗面脱衣室はプライベート空間なので、あまりこだわらず、
「とにかく洗剤ストックや下着が置ければいい」とおっしゃるお客様もいますが、使う場所や収納のしかたを工夫すると、毎日が快適に過ごせます。
こちらは浴室入口脇にオープンラックを作りました。
お風呂から出たらすぐにタオルが取り出せます。
濡れた足で歩き回らないので床がぬれずに済みますね。
シャンプーなどのストックを入れておけば、お風呂に入ってから「シャンプーがない!」という事態でも、寒い思いをしないですぐに手が届きます。
下着を置いておくこともできるので着替えもスムーズです。
さらに、「バスタオル掛けもほしい!でも取付可能な壁が無い!」という事情で壁を作りました。
タオル掛け最小限の壁です。
また、洗面室には分電盤が付きますが、出っ張りが気になるとの事でしたので、ついでに壁面に合せて納めました。
扉をつけずにオープンラックですが、1ヶ所にまとめた事でスッキリした洗面室ができあがりました。
いかがでしたか?
まだほんの一部ですが、お客様の住まい方にあわせて作った収納事例をご紹介しました。
注文住宅でしかできない我が家だけのこだわり。
ご希望やお悩みにあわせて作ることができますので、建築の際はお気軽に設計士までご相談いただけたら幸いです。