Frescoブログいえ日和

購入前に知っておきたい!|建売住宅のメリット・デメリット

 

サムネイル


「テレワークが増えたけれど、集中できる作業スペースがない・・・」
「家族が増えて、賃貸では手狭になってきた・・・」
「収納スペースが少なくて、ものが溢れてきている・・・」

ライフスタイルや家族構成の変化に伴い、マイホームの検討を始めた方へ。
建売住宅は、注文住宅と並びマイホーム購入の選択肢としてよく注目されています。
注文住宅と比べてリーズナブルであるがゆえに、建売住宅でも大丈夫かな、と不安を持たれている方も多いのではないのでしょうか?

今回はプロの視点で考える建売住宅のメリットや内覧時のチェックポイントなどをご紹介いたします。
建売住宅の購入を検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。


目次  

■建売住宅が注文住宅より安価の理由




建売住宅が注文住宅よりリーズナブルに販売できるのには理由があります。

1.スケールメリット
建売住宅は注文住宅とは異なり、似たような間取りやデザイン・設備で多くの棟数が建築されます。
そのため、木材や設備をまとめて発注することが可能です。大量に購入することで、同じ木材や設備でも安くすることができるのです。

2.設計料・人件費の削減
注文住宅の場合は、何度も打ち合わせをし、間取りや設備などを決定することが必要です。
お客様の要望に合わせて図面を作成するため、設計料がかかります。
設計料の相場はハウスメーカーでは全体工事費の2〜5%、設計事務所では10〜15%と言われています。
そして、その打ち合わせをするためには人件費がかかります。
建売住宅はその分の費用をカットすることで、注文住宅よりリーズナブルにすることが可能となります。


 

■建売住宅を購入するメリット




1.将来的な資産になる
現在の賃貸のお住まいにどのくらいの家賃を支払っていますか?
しかし残念ながら、いくら家賃を支払っていても将来的な資産にはなりません。
マイホームを購入することで、ローンの支払い後はお子様やお孫さんに、資産として残すことが可能です。

2.実際の物件を確かめてから購入ができる
住宅は一生で一番高い買い物と言われています。
間取り図面や写真などだけで、具体的に想像することは難しいですよね。
建売住宅では、購入前に完成物件で広さや明るさ、動線の使いやすさなどを実際に体感することが可能です。
そのため、購入後に「イメージと違う、、」というリスクを減らすことができます。

3.資金計画が明確
建売住宅は、購入価格が決まっているため資金計画が立てやすくなります。
追加工事が発生することもないので、建築の過程で予算オーバーになる心配がありません。
また、建売住宅では土地と建物を同時に購入・引渡しを受けることができます。
そのため、住宅ローンの融資審査が通りやすく、手続きもスムーズです。

4.短期間での入居が可能
建売住宅の場合は、建築状況や契約状況によって異なるものの、完成済みの場合では約1~2ヶ月で入居することができます。
お子様のご入学や、お仕事の都合などで時間があまりない場合でも、スムーズに新生活を始められます。
 

 

■建売住宅を購入するデメリット


1.間取りや設備が決まっている
建売住宅の場合は、あらかじめ間取りや設備が決まっているため、自由に選ぶことができません。
ご自身の希望と異なる場合には、条件の合う建売住宅を探すか、注文住宅で作る必要があります。

2.同じようなデザインの家
分譲地に建設される建売住宅の場合、同じような外観の家が建ち並びます。
街全体で見ると統一感があり、素敵ではありますが、個性を出したい方には物足りなく感じられます。

 

 

■建売住宅を内覧するときのチェックポイント



実際の住まいを見てから購入することのできる建売住宅。
では、内覧するときにはどのようなポイントをチェックすれば良いのでしょうか?

1.立地の安全性の確認
住まう上で立地や周辺環境は非常に重要です。
いくら良い建物でも環境によってその住み心地は大きく変わりますので、よく確認することが大切です。
まず、現地に行く前にハザードマップやくらしの安全マップなどで周辺環境を調べてみましょう。
液状化のリスクや交通事故の多発箇所などを知ることができます。

2.土地の状況と周辺環境の確認
現地に行ったら、高低差や駐車スペースを確認しましょう。例えば駐車スペースが狭い場合には荷物の積み下ろしなど日々のストレスにつながりますので要注意です。
周辺環境では駅やスーパー、学校までの距離や安全性の確認が必要です。暗い場所や歩道・ガードレールのない道などは特にお子様には危険な場所になります。
曜日や時間、天候によっても変わりますので、1度だけではなく条件を変えて何度か確認することをおすすめしています。

3.生活動線のイメージ
建物の中に入ったら、広さや設備に目が行ってしまいがちですが動線の確認が大切です。
自分たちのライフスタイルに合っているか?今の住まいでお困りのことが改善できるか?
実際の暮らしをイメージしてみてください。

4.床下の確認
可能であれば床下を開けて、確認してみましょう。
基礎の部分が確認できますので、しっかりと乾いているか?湿気がこもっていないか?見てみてください。
また、床下に工事の残材やゴミが残っていないかも確認してみましょう。これは工事中の現場管理が行き届いているか否かの判断材料になるため大切です。

2.性能と補償の確認
建物を見ただけではわからないのが性能の部分です。
耐震性のはどのようになっているか?断熱性は?ハウスダストの対策は?担当者に聞いてみてください。
そして、家は買って終わりではありません。
住み始めてから不具合や気になる点が出てきます。その際の保証はどのようなものが付帯しているのかも確認しましょう。
 

 

■まとめ


建売住宅は、販売価格の安さやスムーズな住宅ローンの手続き、短期間での入居など多くのメリットがあります。
間取りや設備など全てにこだわって、自分たちだけの住まいを、一から創り上げたいという方には物足りないかもしれませんが、マイホームの選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

フレスコは千葉県内で、幅広いお客様のニーズに合わせた分譲建売住宅を提供しています。
注文住宅で培った技術や商品力を活かした住まいをご提供し、「建売住宅っぽくない」ことも魅力の一つです。
同じ分譲地内でも全て違うデザインの住まいや、大容量の収納スペースなどこだわりが詰まっています。
千葉で建売住宅を検討中の方は、フレスコにぜひご相談ください。