みなさんが今お住まいの家には和室(畳コーナー)はありますか?
家を探すうえで、意外とポイントになるのが「和室(畳コーナー)」。
例えば賃貸。
3LDK~くらいになると1部屋は和室になっていたりしますよね。
現代の需要に合わせて、アパートやマンションを建てる時から和室を設けず、すべて洋室という物件も増えているようです。
元々和室で作った物件は、リフォームでフローリングに張り替えて、洋室の”ように”している物件もあります。
若い世代には、その方がウケがいいことも確かです。
後述しますが、時が経てば畳は傷み、後々は張替えざるを得ないので
賃貸ではコストパフォーマンスが悪いと考える方もいるかもしれません。
(大家さんと入居者のどちらが費用を負担するのかについては状況によります)
いま現在、一戸建てマイホームの購入を検討しているみなさんは、和室(畳コーナー)に対してどのようにお考えでしょうか?
あまり優先順位が高くないという方でも、
今日のブログで、「今度は和室を意識してモデルハウスを見てみよう!」と思っていただければ嬉しいです。
和室がある家とない家、それぞれのメリットとデメリットについてお話します。
●和室がある家
和室(畳コーナー)は何故1階が多い?
一般に多く見られる間取りとして、LDKと隣接・もしくは独立していて1階に設けられています。
筆者の実家もまさに、1階のLDKに隣接しています。
また、当社のモデルハウスや新築分譲住宅でも和室(畳コーナー)があるのは1階です。
当社施工事例
理由としては将来的に、水回りが揃っている1階で完結できるよう、1階に設けることが多いようです。
また、ご自身の将来の為だけでなく、おばあちゃんやおじいちゃんが遊びに来た際・同居することになった時は1階に和室があると安心です。
そもそも和室(畳コーナー)があるメリットって?
日本人として一番初めに言っておきたい理由は「和を感じるため」ではないでしょうか。
張りたての畳のイグサの香り、障子・襖に囲まれた空間、床の間に掛け軸をかけてみたりして・・・
image:写真AC
・・・渋めのお茶が飲みたくなりました🍵
家で和を感じられる空間、素敵ですよね。
最近の住宅で取り上げらている畳コーナーは、小上がりタイプもあり
フォレール稲毛4号棟
ちょこっと腰を掛けられるので、おばあちゃんやおじいちゃんにも喜ばれそうですね。
また、イグサにはリラックス効果があります!
畳については過去の記事をご覧ください★
☆ひそかに人気のたたみコーナー(和室)の畳について☆
和室があるデメリット
冒頭で軽く触れましたが、やはり経年劣化による張り替えが必要になる点でしょう。
お値段は様々ですが、少なからずコストがかかるということは念頭に置いておいた方がいいでしょう。
また、インテリアや家具などを選んでしまう点もデメリットに挙げられるかもしれません。
洋風のインテリアや家具などは、和室とのギャップが生まれ、コーディネートしづらいことも。
●和室(畳コーナー)がない家
全室洋室(フローリング)のメリット
次に全室洋室(フローリング)、和室のない家のメリットを考えてみましょう。
先ずは、家具を選ばないということです。
一般的には和室になりそうな1階LDK脇の居室を洋室にすると
LDKや2階の洋室で使ったインテリアや家具などをそのまま置いても違和感なし◎
統一感が出るので、ワンランク上のおしゃれな室内になりそう。
また、LDKとの間の扉を開放することで、ひとつの大きな空間になります。
ウィングフィールド千葉中央15号棟
全室洋室(フローリング)のデメリット
日本人ならではの和を感じる空間がないことは少し寂しいのではないでしょうか?
畳にゴロンと寝転んだり、こたつを置いて座布団に座る・・・和の心はいつまでも子どもたちにも伝えていきたいですね。
余談ですが、私の実家は先ほども少しご紹介した通り、LDKに和室が隣接しているごく一般的な間取りです。
昨年大規模リフォームを決めた際に母は「和室を洋室にして、LDKと一体化させたい」と言い出しました。
維持管理は大変だけど和室はあった方がいいと思い、私は反対しました。
結局洋室へ変える工事はやらず。(費用のこともあり)
やはり和室のままにしておいて良かったと思っています
1部屋、雰囲気の違う部屋(和室)があるといいものですよ
せめて畳の張替えをということで、思い切って琉球畳に変えました
さりげなく、過去記事にも写真で登場しています!笑
☆ひそかに人気のたたみコーナー(和室)の畳について☆
ぜひみなさんも、モデルハウスや新築分譲住宅を見に行く際は、和室があるかないか、
あるとどんな感じなのか?全室洋室だとどんな感じなのか?見てみてくださいね!
「和室は絶対に欲しい!」と思っていても実際に見てみると「全室洋室もいいかも!」と思ったり
「和室はなくてもいいかな~」という方でも「やっぱり和室が欲しい!」と思ったりするかもしれません。
現地で見て、感じてみてくださいね。
以上、和室は大賛成!な筆者でした!