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家を買う前に知っておきたいこと~屋根の素材と形状~

 

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わたしたちの暮らす千葉県を含めた7都府県に、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されて1週間ほどが経ち
昨晩、この緊急事態宣言は全国が対象となったと報道がありました。
さらに、上記の7都府県に6道府県をくわえた13都道府県(※)が「特定警戒都道府県」とされました。
不安な状況が続きますが、みんなで乗り越えましょう。

(※)東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡・北海道・茨城・石川・岐阜・愛知・京都

弊社の感染拡大対策についてはこちら






さて今週は屋根の素材と形状についてご紹介します。

屋根はわたしたちの家を守ってくれる大切な役割のひとつです。
当然、屋根がなければ家の中は雨風に晒され、住み続けることはできません。

また、傾斜ある屋根をつけることで家自体が強風にあおられることも防いでくれます。

そんな屋根にも様々な素材や形状があります。
メリットとデメリットもあわせてご紹介します。

スレート屋根(スレート葺)

スレート屋根はもっともポピュラーな屋根材です。
「軽量」であることが大きな特徴で、地震の時の揺れが軽減でき、揺れても建物が倒壊するリスクを抑えることができます。


↑完売済み弊社分譲地

<メリット>
  • 色やデザインが豊富で安価
  • 軽量なので建物への負担が少ない
  • シンプルなデザイン
<デメリット>
  • 耐久性が低い
フレスコで採用している分譲地
ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンで造られており、アルミニウムの耐食性と亜鉛の防食作用により、20年以上の長期にわたり錆を防ぐ、いわば「良いとこどり」の屋根材です。
平米単価・耐用年数・性能などを総合的に比較すると、金属屋根の中でも総合力が高いことが特徴です。


↑ウィングフィールド千葉中央12号棟

<メリット>
  • 錆びにくく、高耐久
  • 地震に強い
  • 緩い勾配の屋根も施工できる
<デメリット>
  • 断熱性が低い
  • 遮音性が低い
フレスコで採用している分譲地
アスファルトシングル

アメリカやカナダでは一般的に普及している屋根材です。
日本では2007年の建築基準法の改正により、一般の住宅やマンションで使用されるようになりました。
防水シートが仕上げ材となっているため、防水性が高いのが大きな特徴です。


↑リアプレイス湖北

<メリット>
  • 表面の砂粒や天然石が緩衝材になるため、防音性が高い
  • 耐震性に優れている
<デメリット>
  • 薄い素材のため、強風による剥がれがおきる
フレスコで採用している分譲地
陶器瓦

瓦の中で、最も一般的なのが「陶器瓦」です。
粘土で瓦の形を作ったあと、釉薬(ゆうやく)と呼ばれるガラス質の薬剤を塗布して高温で焼いて作ります。
お茶碗やお皿などの陶器を作る工程と同じなので「陶器瓦」と呼ばれます。
釉薬を塗ることで瓦にツヤを与えることができるだけでなく、好みの色に仕上げることができ、種類が多いことも陶器瓦の特徴です。
また釉薬を塗ることで水を通しにくくなるため、耐水性に優れています。


↑画像引用:Roof-PARTNER

<メリット>
  • 再塗装の必要がない
  • 遮音性・断熱性・耐水性が高い
  • 破損しても1枚単位で交換できる
<デメリット>
  • 重さがあり建物の躯体への負担が大きいため、リフォームで陶器瓦を葺くのは耐震上、難しい
フレスコで採用している新築分譲住宅
  • 現在はありません

片流れ屋根

片流れ屋根は1面だけで傾斜した屋根です。雨樋を取り付ける方向は1方向で済みます。


↑リアプレイス湖北

<メリット>
  • 雪が落下する場所、リスクを予想できる
  • ソーラーパネルが設置しやすい
  • デザイン性に優れている
<デメリット>
  • 屋根が一面しかないため雨が集中してしまい、雨樋へ一気に雨水が流れ込み溢れてしまう。定期的なチェックが必要。

寄棟屋根

寄棟は4方向に傾斜面がある屋根です。 


↑完売済み弊社分譲地

↑画像引用:ちいき新聞

<メリット>
  • 屋根から落ちていく雨や雪を4方に分散させることができる
<デメリット>
  • ソーラーパネルの数が制限される
  • 4方すべてに雪が落ちる
 
切妻屋根

お馴染みの三角屋根のことです。


↑弊社施工事例

<メリット>
  • 作業スピード(人件費)の点でとても有利。
  • 寄棟屋根に比べ経済的
  • ソーラーパネルが設置しやすい
  • 洋風の家・和風の家どちらにも合う
<デメリット>
  • 屋根に守られていない両側は、外壁が風雨にさらされる可能性がある(下図)。 外壁や破風板など、それだけ劣化が早くなり、定期的なメンテナンスが必要。放っておくと壁面からの雨漏りのリスクが高まる。





モデルハウスの見学に行かれる時には、どんな素材でどんな形状の屋根なのかを注目してみてくださいね。