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家を買う前に知っておきたいこと~窓の開閉の種類と形状5種~

 

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私たちが日頃から目にしている窓には様々な役割があります。

室内に外部からの自然光を取り入れたり
開けることで風通しが良くなり換気やリフレッシュにもなります。

ただ単に、採光や風通しの為に付けるよりも
取り付ける位置や窓の数・大きさの組み合わせにこだわることで、
好みに合ったデザイン性のある建物になります。

では、窓の種類にはどんなものがあるのか。
その窓のメリットとデメリットもあわせてご紹介します。




引違い窓

2枚の窓を左右に引くことで開閉ができるタイプの窓です。
リビングダイニングなどの掃き出し窓として使われ、日本の家でよく使われています。



<メリット>
  • 風の強さなどに応じて、開く幅を自由に調整することができます。
<デメリット>
  • 気密性があまり高くない
よく使われる場所
  • リビングダイニングの大きな掃き出し窓
  • 2階主寝室など、バルコニーに面している窓

FIX窓

簡単に言うと、『開閉ができない窓』のことです。
窓枠とサッシが完全に固定されているので、そういった仕組みになっています。



<メリット>
  • 開閉するタイプの窓では実現できない大きな窓を付けられる
  • 窓から人や物が落ちてしまう心配がない
  • 採光性に優れている
<デメリット>
  • 換気目的では取り付けられない
  • 開かない為、窓の外側は外部からしか掃除ができない
よく使われる場所
  • 吹き抜けの上部
  • 室内のアクセントとして

縦すべり出し窓

縦軸回転方式で外側にすべり出して開閉する窓のことです。
分かりやすく言うと、開き戸のような開き方をする窓です。





<メリット>
  • 採風能力に優れている
  • デザイン性がよく、外観・内観ともにおしゃれに見せてくれる
  • 引違い窓に比べるとレールの部分の掃除がしやすい
<デメリット>
  • 風が強い時に開けたままにしておくと、勢いよく閉まってしまい怪我などをする恐れがある
よく使われる場所
  • 寝室や子供部屋

横すべり出し窓

横方向(ほとんどが上側)を軸にしてすべり出して開閉する窓のことです。



<メリット>
  • 採光目的で部屋の高い位置に設置すると効果的
  • デザイン性がよく、外観・内観ともにおしゃれに見せてくれる
  • 引違い窓に比べるとレールの部分の掃除がしやすい
<デメリット>
  • 風が強い時に開けたままにしておくと、勢いよく閉まってしまい怪我などをする恐れがある
  • 縦すべり出し窓と比べると採風性は弱い
よく使われる場所
  • リビングダイニングや各居室の明り取り窓として

掃き出し窓腰窓って?

掃き出し窓とは、床から天井近くまである、
人が出入りできる大きさの窓のことをいいます。



▼庭から見た掃き出し窓



腰窓とは、成人した人が立ったときに腰の位置あたりに窓があるものをいいます。




モデルハウスの見学に行かれる時には、どんな位置にどんな種類の窓が付けられているのか注目してみてくださいね。