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困難な防水工事の一例をご紹介!

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2022年の幕開けは冬季オリンピックを楽しみながら観戦しています
自分よりも若い選手たちの活躍に、元気をもらえますよね


今回ご紹介させて頂くリフォーム工事は
千葉市にお住いの T様 のバルコニー防水工事wink

ここでいきなりですが、皆さんはバルコニーとベランダの違いはご存じですか
明確な違いは屋根があるかないかと言われています
雨の日でも濡れずに済むのがベランダ
洗濯ものが濡れてしまうのがバルコニーです

今回はバルコニーの防水工事をご紹介いたします。
他社で建築されて29年が経つ T様 のお宅



床に固い敷物が敷かれていて、これを剥がして工事を検討しようとしたところ
どうやらこれを剥がしてしまうと床全体の解体につながり
工事の規模も費用も大きくなってしまう事が分かりましたので
別の方法を模索するところから始まりました


そして決定したのがウレタン防水と呼ばれる工事方法です


ウレタンとはポリウレタンの通称で、私達の身近では、
クッションや寝具などのふかふかなモノから
合成皮革でファッションや車の内装などに使われています。
ウレタンは配合等により様々な形に姿を変える樹脂なんです


ウレタン防水工事では、塗料としてポリウレタンを利用します
樹脂を現場で塗り固める為、継ぎ目のない防水層を構築することが出来るので、
優れた防水性能を発揮し、凹凸が多い複雑な場所にも施工が可能です

樹脂塗膜の硬化速度は、1回が半日~1日かかる為、何度も塗り重ねて
防水層を形成することを考えると3~5日程度の工期がかかります
悪天候時は雨水が障害となってしまうため施工することが出来ませんwink



T様邸のバルコニーでは固い敷物による凸凹がありましたので、
まず“カチオン”という下地処理剤を先に施工して、
床面を平滑に仕上げてからウレタン防水工事を行いました


ただ、生憎の悪天候が続き・・・
T様のお宅はベランダではなくバルコニーでしたので
雨を回避することが出来なかったこともあり
通常よりも工事期間がかかってしまい5日を要しました


今回のような、工事の障害となるものがあるケースは稀かもしれませんが、
工事のやり方を工夫すれば、このように難しい工事にも対応は可能です
フレスコではお客様のご要望に対し、精一杯知恵を絞り対応して参ります

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